QUALITY SUPPORT
品質サポートサービス
ABOUT
品質サポートサービスについて
システム開発におけるテスト工程の品質確保は、安定したシステム運用のために欠かせない重要なステップです。
弊社は、45年以上にわたるシステム開発の実績を活かし、テスト工程においても高品質なサポートを提供しています。
新規開発中のシステムはもちろん、すでに稼働しているシステムに対しても、幅広くテスト支援を行い、お客様のシステム品質向上に貢献いたします。
具体的には、以下のようなお悩みを持つお客様に対し、品質サポートを実施しております。
第三者の品質担保が必要と考えるプロジェクトオーナーの方へ
中立的な第三者の立場から、テスト計画の立案に始まり、シナリオ・データ作成、テストツールの設計・開発、テスト実施、結果分析に至るまで、品質保証業務をワンストップで支援いたします。
※後述のプロジェクト事例①をご参照ください。
業務観点のテストが必要なシステムオーナーの方へ
業務に即した品質検証が必要なシステムに対して、業務フローの分析や現場ヒアリングを通じて、実運用を見据えたテストシナリオを作成します。
オフショア開発の品質が低くてお困りの開発責任者の方へ
オフショア開発に起因する品質のばらつきに対しては、ホワイトボックステストや日本語表記チェックを含めた多角的な品質確認により、内部・外部双方の品質向上をサポートします。
度重なる障害やトラブルに悩まされているシステム管理者の方へ
ホワイトボックステストによって不具合の被疑箇所を特定し、システム面の課題には改修方針を、業務運用上の課題には改善方針をご提案。継続的な安定稼働を支援いたします。
※後述のプロジェクト事例②をご参照ください。
品質サポート対象範囲について
対象システム
ウェブサイト、業務システム、VBAマクロなど、お客様の運用環境に応じた各種システムに対応可能です。
多様な技術・業種に精通しており、柔軟なサポートを提供いたします。
対象テスト
ブラックボックステスト/ホワイトボックステスト/性能テスト/業務テスト などシステムの特性や目的に応じて、最適なテストをご提案・実施します。
WORKS
主な実績
プロジェクト事例①:シェア率の低いデータベースを使用したシステムの品質サポート
大手メーカーの全国100以上の営業所からの業務日報管理システムの新規開発プロジェクトの品質サポートを行いました。開発ベンダーが選定したデータベースが特殊であり、テーブル容量制限や文字コード制限による文字化けなどが発生していました。
品質サポートのため情報収集し、テスト計画の提案~テスト実施~結果報告までを行いました。
テーブル容量制限に対しては日々の容量監視制御バッチを提案し、制限容量を超えた場合の運用手順を確立しました。文字コード制限に関しても多数ある文字コードをパターン化してテストケースを作成し、文字化けするケースを総ざらいする事が出来ました。
プロジェクト事例②: 複雑なネットワーク環境下の性能問題を解決
大規模なシステム開発を手掛けるSIer企業の性能試験中、原因不明のHTTPエラーが多発。システムのボトルネックが特定できず、このままでは安定したサービス提供に不安が残る状況でした。
品質サポートとして調査依頼を受け、専門的な知見を活かして根本原因の特定に着手。
詳細なパケットキャプチャ分析を実施し、エラー発生時のネットワーク通信状況を解析したところ、中継サーバー間の設定が原因でセッションタイムアウトが発生して通信が切断されていることが原因と判明。
解決策として中継サーバー間の設定変更を提案し、設定修正後の再試験でHTTPエラーが激減し、性能問題を解消できました。
この事例は、単なるテスト実行者ではなく、深い技術的知見を持ったパートナーとして、お客様のプロジェクト成功に貢献いたしました。
HOW TO ORDER
ご依頼の流れ
- お問い合わせフォームや電話にてご連絡ください。
- メールや対面(リモート会議も可)にて、ご要望の概要をお聞かせいただき、概算の費用見積や期間を提示します。
- 対面(リモート会議も可)にて、詳細な要件ヒアリングを行い、正式見積をご提示します。
品質サポートの流れ
1.ヒアリング | 専門のエンジニアがお客様から提供される要件定義書や設計書を基に、テストの目的と範囲を明確にします。 |
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2.テスト計画 | 確認した要件に基づき、テストのスケジュールや体制、テスト内容を定めた計画を作成します。 |
3.テスト設計 | 計画に基づき、テストの具体的な手順や観点を記載したテストシナリオを作成します。 |
4.テスト実行 | 経験豊富な技術者がシステムの動作を細かくチェックします。 |
5.不具合報告・修正確認 | 発見された不具合を詳細に記録・報告。修正後は再テストを行い、正常動作を確認します。 |
6.テスト完了・報告 | 実施したテスト内容、不具合の状況、品質評価などをまとめた報告書をご提出します。 |